『論語と算盤』の両立を後押し
PRの力で企業価値を向上させ、
社会価値の向上へ
「世の中の問題の9割は“コミュニケーション不全”から生まれる」
身近なイジメ問題から、世界各地で起こる紛争まで、ありとあらゆる社会問題の根源は、この一言に尽きると考えています。
効率や生産性を追求した結果、社会は複雑に細分化・分業化され、価値観の対立や分断はより深刻になりました。
そのコミュニケーション不全を解決するために辿り着いた答えが、Public Relations (PR)にありました。
契機となったのは2001年の9.11。地域活性の鍵は中小企業にあり。
米国の同時多発テロが起きたのは、接客好きが高じて勤めた旅行会社の任務で、自治体の国際化を推進する事業に携わっていた頃でした。当時、NGOやNPOで国内外の地域づくりに関わる人に囲まれ、市民参加型のまちづくりに触れる機会に恵まれました。
それ以来、終始一貫して地域活性の仕事に従事してきて感じたのは、地域活性という「定義の曖昧さ」と、「ボトルネックの存在」です。地域を一つの会社に見立てて経営する「地域経営」の考え方に立脚すると、地域経済の担い手となる中小企業の活性化なくして地域の活性化なしという結論に辿り着きました。
実際に国の仕事で中小企業支援の現場に入ってからわかったのは、地域づくりでは常識となった「市民参加型まちづくり」に対し、ビジネスの世界ではまったくの非常識ということ。そんな手間のかかる非効率なことは悪と見なされるようになって以降、時代の変化や価値観の多様化に対応しきれず、未だ大量生産・大量消費を引きずる商習慣が残ったまま。「顧客第一」を掲げていたはずなのに、気が付けば「顧客不在」になっているというのが現実です。
だからこそ、顧客参加型の商品づくり、店づくり、事業づくりが必要とされています。
参加・体験・相互作用という言葉は、実はワークショップの3本柱として使われるもの。
当社では、地域経済の担い手となる皆様を対象に、ワークショップの理念、PRのスキル、プロジェクトマネジメントの資格を武器に、豊富な営業経験に基づく実践的なノウハウを惜しみなく提供し、グッドタウン実現に向けて互いに響き、切磋琢磨し合えるような「響奏型地域社会」を目指します。
具体的には、対象別に以下の支援を行います。
その企業ならではの「強み」と「機会」を見つけ出し、激動の時代に小さな組織が生き残るための処方箋を提供します。「小さくても強い組織(スモールジャイアンツ)をつくりたい」という願いに応えるのが得意技です。
中小企業庁よろず支援拠点の仕事では、PRブランディングの専門家として、年間のべ600件以上の経営相談に対応し、顧客満足度調査では全国トップクラスの高い評価を得ています。業界や客層(to B, to C)を問わず、
【売れる化戦略】
・売れる仕組みづくり「売れる化マーケティング」
・売れる仕掛けづくり「売れる化PR」
・売れ続ける商品づくり「売れる化ブランディング」
をそれぞれ3ステップで、わかりやすくお伝えするとともに、売上拡大・販路開拓・収益構造の改善などの具体的なアクションプランに落とし込み、企業の成長を加速させるお手伝いをします。
企業単体ではなく、複数の企業を一度に効率よく成長させるには、営利活動とは異なる次元の高度な知識と豊かな経験が必要です。同業者や営利組織の集団は、互いの利害やプライドが衝突し、牽制し合い、思い通りに進まないことが頻発します。
伝統産業や地場産業の支援、特産物を使った地域資源の活用、工業団地をまるごと魅せる化支援など、これまで実際に従事した実績とPRブランディングで培ったノウハウを活かし、互いに足りない部分を補い、切磋琢磨し、他社と一緒に難局を乗り越えるサポートを行います。
変化の激しい時代には、1社単独でできることには限界があるため、時には他力を活用しながら、変化に応じた柔軟な連携が新たな活路を開きます。
ただし、言うは易く行うは難し。一過性の取組みでは永続できません。この理想を実践するには、一歩先を見据えたプロの視座が不可欠です。空中分解を回避する、勘所を押さえた伴走支援で、円滑なマネジメントを助けます。
人口減少、少子高齢化、人材流失、、、成熟社会の今、地域の課題は山積しています。地域課題の解決は、全国共通の喫緊の課題。しかしながら、地域活性の定義は様々で、専門家によって言うことも変わります。ではどうなったら、本当の意味で「地域が活性化した」と言えるのか?
理想を言えば、地域で経済が回り、「雇用を生む」こと。ただ、簡単にできることではないし、貨幣経済だけが良くても、経済以外の部分が死に体では意味がありません。真の意味で豊かな地域社会をつくるには、ボランタリー経済の厚みが必要です。
地域で多様なプレイヤーが活動し、新しいプロジェクトが次々に湧き上がる地域は元気です。地域が人を育て、人が地域を育てる社会。そして異なる地域同士が互いに切磋琢磨するように、響き合う地域社会(響奏社会)を創るにはどうしたらよいか?シティプロモーションや地域のブランディング、人材育成の研修など、その実現のために蓄えたノウハウを惜しみなく提供します。