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地域活性化事例として国の成果事例集に掲載「デパそら」

2024.07.10グッドタウンをつくる担い手|

地元埼玉の支援先の取組みが全国版の冊子で大きく紹介されました。

「中小企業支援」という仕事柄、相手先の成功なくして自身の成果はあり得ないので、まずは支援先の活動に関わる関係者の皆さんに光が当たるのが絶対条件。専門がPRブランディングだから尚更ですが、埼玉から新しいスタンダードをたくさん送り出したいですね。

コンビニやディスカウントストアの1号店が埼玉で生まれて全国に広まったように、埼玉生まれのモノゴトが他地域にも浸透して、それが新しい常識や標準になると、当たり前化して「ふつう」と言われるようになる。
埼玉はそうやってジャパンクオリティ(日本品質)を支えてきた地域として、ずっと生き残ってきたんです。

江戸東京を支えた建材だって「西の川からやってくる木材」ということで【西川材(飯能)】として知られたし、近代になれば、【秩父のセメント】や【深谷のレンガ】が東京のオフィス街をつくってきた。

そして今回は、今じゃ常識となった【デパ地下】に対し、懐かしくも新しいデパートの屋上【デパそら】として全国に広まって欲しい事例です。
屋上でのビアガーデンやアウトドア施設というだけなら珍しくないですが、【デパそらURAWA】の場合は、専門業者がデパートの屋上を借りて運営するのではなく、地元の有志がリスクを背負って自分達が本当に欲しい空間づくりをした点が画期的と言えます。

専門業者が請け負ったら、効率や合理性が優先され、利用者も大人達に偏ってしまいますが、【デパそら】の場合は主体が受益者の代表だから、そうはならない。
だからこそ「日本一ベビーカーの多いデパートの屋上」と称され、全国からの視察が絶えない理由にもなっています。

組みする相手は天下の三越伊勢丹グループで、こちらは有志。
その力関係や過去の商習慣から、誰も経験したことのない交渉の連続だったはずですが、今や対等な関係どころか、大きなグループ会社には絶対できない領域を手がける集団としてリスペクトを受けてらっしゃいます。
代表は長堀さんらコアメンバーですが、組織の外で協力している関係者の皆さん全員が評価されたと感じています。

地域活性をライフワークに取り組んできて、特に直近の5年間は、地域経済の活性化に焦点を絞ってきたことが、このような形で評価されることは、素直に嬉しい限りです。

▼よろず支援拠点の成果事例集
https://www.smrj.go.jp/supporter/yorozu/fbrion0000004an2-att/c7moap0000005klg.pdf

▼中小機構 よろず支援拠点Webサイトより【デパそら】紹介ページ
https://yorozu.smrj.go.jp/support/saitama_depasora/

▼デパそらURAWA公式サイト

https://www.depasora.com/

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